隠蔽捜査 (新潮文庫)

隠蔽捜査 (新潮文庫)

 

 今野さんの本は 3冊目

この隠蔽捜査 ずいぶん前にテレビでやってた 観てないけど

主人公の竜崎は 官僚まっしぐら

ストレートすぎるくらい

それが正義と等しくなる

公務員が全体の奉仕者であるとするならば そうなるべきなんだろう

 

連続殺人事件の犯人が警察官

それをもみ消そうとする動き

それに対し 竜崎は 正義感ではなく 警察組織のダメージが最も少なくなる方法ということで隠ぺいを避ける 自分の立場を賭しても

ただ ここにおいて 息子の犯した出来事

これがなくても 本来なら そうあるべきなんだろうけど

今野さんは それがなければ そういうことはしないだろうと考えたのかな

そうであれば ・・・

 

面白い本であった

この後 何冊か続く 

署長に異動された 竜崎はどう行動していくのか

機会が あれば 読みたい