「司馬?太郎」で学ぶ日本史 (NHK出版新書 517)

「司馬?太郎」で学ぶ日本史 (NHK出版新書 517)

 

 司馬遼太郎は好きな作家です

ただ 同じ作品を繰り返す読むことのない自分にとって 好きな作家というのはたくさん読んだということなのかなと 最近思う

同じ作品を読むより まだ知らない作品を読みたい

同じ作品を読む 時間がもったない

これは 自分の性なのでしょうね

もっと ゆっくり 生きたいのですが・・・

 

この本で 司馬さんの視点というもの 所謂 司馬史観というものが 改めて認識できた

司馬さんが どういう視点で どういう題材を選んでいるのかが 分かる

 

司馬さんが戦争体験で いつ死ぬか分からない 戦車乗りだったということは 司馬さんの随筆を読むと出てくる 

この不合理さが生まれたのはなぜか

また 司馬さんは 明治から昭和の初期は日本史の中で 特殊な時代だということを書かれたことも知っていたが、それを証明するための小説群である

 

なかなか面白く読ませてもらった作品である